「AI の見立て」は、そのクラブの球がなぜ曲がるのか、なぜばらつくのか、次に何を試すとよいかを、記録の数値から AI が短く答える機能です。スイングの映像は見ていない、数値からの見立てです。
使い方
- 番手表でクラブのカードを押し、クラブ詳細を開きます。
- 「最近の推移」の下の「AIの見立て」で「AIに聞く」を押します。
- 番手表と同じ条件(期間・スイング・練習場)に合う、直近10〜30球を使います。10球に足りないときは「あと◯球記録すると使えます。」と出ます。
- 30秒ほどで答えが出ます。
同じ球で一度受け取った見立ては、「見立てを見る」で何度でも見られます(利用枠は使いません)。
答えの見方
- 傾向:いまの球の特徴
- 考えられる原因:2つまで。それぞれに「確からしさ」(高・中・低)が付きます。
- 試すこと:2つまで
- 足りないデータ:あると見立てがよくなる記録(無いときは出ません)
利き手の設定が無いため、「スライス」「フック」ではなく「右へ曲がる」「左へ曲がる」と書きます。体の動かし方の細かい指導や、けがについては答えません。下線の付いた言葉をタップすると、意味の説明が出ます(下の「数値の用語」と同じ説明です)。
送るものと同意
はじめて使うときに「AIに見立ててもらいますか?」の画面が出ます。同意した場合だけ、次のものを BanteNote のサーバ経由で外部の AI サービスに送ります。
- そのクラブの球の数値(距離・左右・方向・ミス・写真から読んだ数値)
- クラブの名前、スイングの種類、期間、単位、表示の言語
写真・メモ・練習場の名前・日時は送りません。答えは、同じ質問にすぐ答えるため30日間サーバに保存します。送った数値そのものは保存しません。くわしくはプライバシーポリシーをご覧ください。
同意は「設定」→「データとプライバシー」→「AIの見立ての同意」でいつでも取り消せます。取り消しても、受け取った答えは端末に残ります。
利用枠
- 1回の見立てで、利用枠を1回使います(写真解析と共通の利用枠です)。
- 同じ球でもう一度聞くとき、答えを返せなかったときは使いません。
- 使いすぎを防ぐため、1日に使える回数にも上限があります。上限に達すると「今日はここまでです。明日また使えます。」と出ます。
量は利用枠のしくみをご覧ください。無料のプランでも使えます。
数値の用語
アプリで数値の名前をタップすると出る説明です。+・−の向きは、右を+にそろえています。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| フェース角 | 当たった瞬間に、クラブの面(フェース)が目標に対してどちらを向いていたかです。+は右向き、−は左向き。ボールが飛び出す向きは、主にこれで決まります。 |
| クラブパス | 当たった瞬間に、クラブヘッドが左右どちらへ動いていたか(スイングの通り道)です。+は目標より右へ、−は左へ振っています。右打ちなら、−が「外から内」、+が「内から外」です。 |
| フェース・トゥ・パス | フェースの向き(フェース角)と、クラブの通り道(クラブパス)の差です。ボールの曲がりは主にこれで決まり、+なら右へ、−なら左へ曲がります。0に近いほど曲がりが小さくなります。 |
| 打出方向 | ボールが飛び出した左右の向きで、目標から何度ずれたかです。+は右、−は左。主にフェース角で決まります。 |
| 打出角 | ボールが飛び出した上下の角度です。高すぎても低すぎても飛距離が落ちやすく、番手ごとにちょうどよい高さがあります。 |
| スピン軸 | ボールの回転の傾きです。+は右へ、−は左へ曲がる回転で、0に近いほど真っすぐに近い球になります。 |
| サイドスピン | ボールの横向きの回転の量(rpm)です。+は右へ、−は左へ曲がる回転で、多いほど大きく曲がります。 |
| バックスピン | ボールの縦の回転(逆回転)の量(rpm)です。多いと高く上がって止まりやすく、少ないと低く出て転がりやすくなります。 |
| スピン量 | ボールの回転の量(rpm)で、主に縦の回転(逆回転)です。多いと高く上がって止まりやすく、少ないと低く出て転がりやすくなります。 |
| ボール初速 | 打った直後のボールの速さです。飛距離にいちばん効き、芯で当たるほど速くなります。 |
| ヘッドスピード | 当たる瞬間のクラブヘッドの速さです。 |
| スマッシュ(ミート率) | ボール初速 ÷ ヘッドスピードで、芯で当たったかの目安です。高いほど効率よく当たっています。目安は番手で違い、ドライバーでは1.5近くが上限です。 |
| 最高到達点 | ボールがいちばん高く上がったときの高さです。 |
| 落下角 | ボールが落ちてくるときの角度です。大きいほど上から落ちて止まりやすく、小さいほど転がりやすくなります。 |
| 入射角 | クラブヘッドがボールに当たるときの上下の向きです。−は上から下へ(打ち込む)、+は下から上へ(あおる)。アイアンは少し−、ドライバーは0〜少し+が多い目安です。 |
| 左右距離 | ボールが落ちた場所が、目標の線から左右にどれだけ離れたかです。+は右、−は左。 |
| 標準偏差 | 数値のばらつきの大きさです。おおよそ3球に2球が「平均±この値」に入ります。小さいほど安定しています。 |
番手表とドリルで使う言葉:
- 中央値:距離を並べたときの真ん中の値です。
- IQR:中央50%の距離の幅です。小さいほど、ばらつきが少ない目安です。
- n:集計に使った球の数です。